問題Ⅶ 次の[61]から[65]の言葉の使い方として最も適切なものを、1234から一つ選びなさい。 忠実
A. その計画はきちんと忠実するように努力します。
B. それが彼の忠実の姿です。
C. 忠実と説明したので、質問はあまり出ませんでした。
D. これは事実を忠実に再現したドラマです。
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問題Ⅵ 次の[56]から[60]の___の言葉の意味が、まじめの文と最も近い意味で使われている文を、1234から一つ選びなさい。 のびる……会議が1時間のびたので、サッカーの試合を見にいけなくなってしまった。
A. 医学の進歩によって、年々、寿命がのびている。
B. 予定が変わって、出発が明日にのびた。
C. その会社は、ここ数年売り上げがのびている。
D. しばらく会わないうちに、背がのびたね。
問題Ⅶ 次の[61]から[65]の言葉の使い方として最も適切なものを、1234から一つ選びなさい。 へりくだる
A. 彼はだれに対してもへりくだった話し方をする。
B. 子どものころ、登った木からへりくだれなくて困ったことがある。
C. 川沿いをへりくだる道を歩いて行った。
D. 何度も頭をへりくだって謝った。
問2 その[5]邸宅の客間には、[6]華やかな[7]色彩の絵や「8」彫刻が飾ってある。 邸宅
A. ていたく
B. したく
C. でいたく
D. じたく
問題Ⅱ 次の(1)から(3)の文章を読んで、それぞれの問いに対する答えとして最も適当なものを1234から一つ選びなさい。(1)カナダの作曲家シェーファーは、音環境をサウンドスケープという視点から捉(とら)えることを(注1)提唱(ていしょう)し、運動を展開している。サウンドスケープは“音の風景”と訳すことができるだろうが、これは、都市空間をはじめ、あらゆる環境の中で不愉快な雑音が我々の生活を害するようになった現在、音環境を含めて生活のすべての面で快適性を高めたいという社会的(注2)ニーズの表れであろう。 日常生活を妨げる音をできるだけ防止するために、その場時間状況に応じて適切な環境音楽が流されている。環境音楽は、快適性を音環境の中に取り入れたものといえる。現代の文明は騒音をますます増大させているが、同時に最新の技術によって発生騒音を少なくする努力も大いになされるだろう。 しかしながら、我々は生活の中で、環境音楽と考えてかえって不必要な音や音楽を流しすぎていないだろうか。いや、たれ流しているといってもいいぐらいだ。ドイツの大指揮家カールベームは、筆者も何回となく来日の折に聴(き)いているが、ある時東京のデパートのエレベーターに乗り、そこに流れていたドイツの古典音楽を聞いて非常に憤慨したそうである。(注3)いとも安易にクラシック音楽が東京の町中に氾濫(はんらん)していることにベームは(注4)業(ごう)を煮やしたのだろう。遠山一行(とおやまかずゆき)さんのような批評家がいう、「クラシック音楽は他者との出会い」という(注5)厳しいストイックな見方と現実は大きく違ってしまい、我々はあまりに(注6)イージーに音楽を氾濫させていると筆者は思う。そして、それが非常に商業主義と結びついていることが多いと筆者は(注7)危惧(きぐ)しているのである。 (江口文陽尾形圭子須藤賢一『生活環境論』による)(注1)提唱(ていしょう)する:自分の意見や考えを人々に示して呼びかける(注2)ニーズ:必要性(注3)いとも:大変、非常に(注4)業(ごう)を煮やす:思うように行かず、腹を立てる(注5)ストイックな:欲求や楽しみをあえて抑える様子(注6)イージーに:安易に(注7)危惧(きぐ)する:心配する 「厳しいストイックな見方」とはどのような見方と考えられるか。
A. 外では音楽を全く流さず、他人が不愉快にならないよう配慮する。
B. クラシック音楽を聴くには、ふさわしい時と場を選ぶ必要がある。
C. 増大しつつある騒音は、種々の音楽を流すことで緩和するべきだ。
D. 日常生活を妨げる騒音は、社会にあってはならないので排除する。