祖先の知恵はすごい。時の流れにしるしは無いはずなのに、区切りをつけた。惰性に流されやすいわれわれ、おかげで心あらためる思いを味わう。心機一転、である。若水をくみ、顔を洗う。若水、とはいい言葉だ。きのうと同じ水道の水、などといっては身もふたもない。若水で口をすすぎ、煮炊きし、その年の邪気を払いたい、と人に念じてきた。 初明かり、初日の出、初富士、初鏡、初もうで、初がらす、初商い、と初づくし。新しい心で感じ、新しい目で見れば、朝日の光は常にもまして力強く、見慣れた。山の姿もひときわ森厳。ひとの心のふしぎさを思わされる。 【問い】 文中の「若水」はどんな意味か。
A. 新しい水
B. 成人の日の朝早くくむ水
C. 元日の朝早くくむ水
D. こどもの日の朝早くくむ水
查看答案
世の中には、信じようが信じまいが……という話はいくらでもある。そうして何かとんでもない話を聞いたときは「わたしはそんな話信じないね」ということのほうが多ければ多い人物ほど何か話をしていても面白くない人である—という単純な公式が成り立つような気がする。( )また国によって、あるいは民族によって、そういうふうに思う人が多い国と少ない国、というのがかなり明確にあるような気がする。 (『活字のサーカス』より) 【問い】( )に入る最も適当な言葉はどれか。
A. それから
B. ところが
C. ちなみに
D. あるいは
薬については、現実にはいろいろとむずかしい問題があり、視点をどこに定めるかで書きようもさまざまあると思われる。ここでは、私は薬の発明の物語を中心に、薬の正体と、あくまでも人間とのかかわりについて書きたいと思った。健康と薬についての本は、書店の店頭を見てもすでに少なくない。しかし、薬がどのように作られ、どういう人たちがそこにかかわって歓喜し、あるいは涙を流したかを物語る本はない。そういった薬がつくられてきた背景に触れながら、薬の本質のせめて一端でも理解していただけたらと考えた。 (山崎幹夫『薬の話』より) 【問い】「そういった」はどの言葉を説明しているか。
A. 薬
B. 背景
C. 本質
D. つくられてきた
司会者「素晴らしい発表を聞かせていただき、ありがとうございます。 それでは、___ ___ _★_ ___挙手をお願いいたします。」
A. ご質問のある方は
B. 質疑応答に入らせて
C. 引き続きまして
D. いただきますので
会社を_____ _____ __★__ _____何でも自分でやらなければならない。
A. 資金調達など
B. 立ち上げる
C. 設立の手続きや
D. ともなると